とうもろこし粉のパウンドケーキのレシピ
とうもろこし粉のパウンドケーキはイタリアではアモール・ポレンタ(Amor polenta)と呼ばれています。ロンバルディア地方のケーキで主材料はコーンミール。独特な食感を持っていますが、柔らかくてしっとりとした口当たりのケーキです。パウンドケーキ型で焼きましたが、オリジナルでは半円の形に溝がついているレーリュッケン型というケーキ型で焼かれ、粉糖で飾りつけをします。レーリュッケンとはドイツ語で「鹿の骨」という意味だそうです。
※このページのレシピはとうもろこし粉のパウンドケーキはコーンミールの中でも目の粗いコーングリッツを使っています。
食感がおもしろいコーンミール
コーンミールとは乾燥させたとうもろこしを挽いて粉にしたもので、目の粗い順にコーングリッツ、コーンミール、コーンフラワーになります。コーンミールはケーキの他にパン生地やマフィン、クッキーなどに混ぜたり、トッピングとして使われます。また、イタリアにはポレンタというコーンミールを煮て作る料理があり、北イタリアでは主食として食べられます。
コーングリッツを使ったその他のレシピ
材料
- バター(常温) 110g
- グラニュー糖 100g
- ラム酒 15g
- バニラエッセンス 適量
- 全卵 2個
(A)
- 薄力粉 40g
- アーモンドパウダー 60g
- コーングリッツ 90g
- ベーキングパウダー 1g
準備
- オーブンを150度に設定する。(電気オーブンの場合は20~30度高めに設定してください)
- 粉類をストレーナーでふるう
- パウンド型にバターを薄くぬり小麦粉をはたく、または型にサラダ油を所々つけ、型に沿って切ったクッキングシートを敷く
- 卵を溶く
作り方
- バターをポマード状にし、グラニュー糖を加えてホイッパーで白っぽくなるまで混ぜる
- ラム酒、バニラエッセンスを加え、卵を3~5回に分けて加えては混ぜ、(A)を加えてゴムべらで切るように混ぜて均一な生地にする
- パウンド型に生地を流し、150度で45~50分焼いたら、型に入れたまま粗熱をとる