タルト生地のレシピ
タルトの良いところは味の変更が簡単にできること、ケーキのように膨らまなくて失敗なんてことがないところだと思います。タルト生地はイタリアのお菓子には欠かせない生地です。タルト生地にジャムやチョコレートクリームなどを詰めたクロスタータや麦入りのチーズタルトのパスティエーラ、フルーツを詰めて焼くシュトルーデルなど、フィリングの可能性は無限にあります。
このタルト生地のレシピは18cmのタルト型ひとつ分ですが、生地を多めの分量で作って冷凍保存しておくと手間が省けます。冷蔵庫で1晩~1日で解凍できます。冷凍する場合は生地を分割して(例えばタルト型ひとつ分ずつなど)ラップに包んで冷凍しておくと、使う分だけ解凍できるので便利です。
タルト生地があまったら
タルト生地は余ってしまうものなので無理にタルト型に敷いて焼かなくても大丈夫です。小さく焼いてクッキーにしたり、チョコレートのサラミにも活用できます。
材料
- バター(常温) 60g
- グラニュー糖 40g
- 塩 少々
- バニラエッセンス 少々
- 卵黄 10g
- 強力粉 100g
- ベーキングパウダー 1g
準備
- 粉類をストレーナーでふるう
作り方
タルト生地を作る
- バターをポマード状にし、グラニュー糖、塩、バニラエッセンスを加えてホイッパーで白っぽくなるまでよく混ぜる
- 卵黄を混ぜたら強力粉とベーキングパウダーを加え、スケッパーで生地をボウルにおしつぶすようにして混ぜる
- 大小のかたまりができたら軽く練ってひとまとめにし、ラップに包んで厚さ2cm程に整え、冷蔵庫で休ませる
タルト生地を型に敷く
- 休ませておいたタルト生地を手で捏ねて柔らかくし、厚さ(2cmくらい)の平らな楕円に整える
- ラップで生地を挟み、麺棒を転がしながら3~4mmにのばす
- 生地をタルト型の上に運んで入れ、側面と底面に接する部分の生地を少しずつ型に押しつける
- 型よりはみ出た生地はナイフでカットする
空焼きする場合はクッキングシートをタルト型に敷いた生地の上におき、重石を敷きつめて150度で20分、重石を外して15~20分焼き色がつくまで焼きます。 フィリングといっしょに焼く場合は、生地を型に敷いて使うときまで冷蔵庫に入れておきます。