ガトーショコラとモディカ
軽い口当たりの外はさっくり、中はしっとりチョコレートケーキ。食べごろはアルコールが抜ける作った日の翌日です。当日に食べる場合はウイスキーなし、または牛乳を少量加えるとしっとりしたチョコレートケーキができます。
シチリアのモディカ(Modica)はチョコレートの町
イタリアのシチリアにあるモディカ(Modica)はチョコレートの町。私たち日本人になじみのある口の中で溶けていくチョコレートではなく、「噛む」チョコレートで有名です。モディカのチョコレートは伝統的な製法で作られていて、素朴な味わいとジャリジャリと溶けきれていない砂糖の食感が特徴です。町のあちこちにこのモディカチョコレート(Cioccolato Modicano)のお店があって、それぞれが手作りのチョコレートを販売しています。
おすすめのモディカチョコレート
私がおすすめするチョコレート屋さんは「I Sapori Degli Iblei」です。モディカの長距離バスが停車するバス停から真っすぐっ町の方へ歩いていくと大きな交差点があって、そこの曲がり角にこじんまりと「I Sapori Degli Iblei」のお店は佇んでいます。
「I Sapori Degli Iblei」のチョコレートは他のモディカのチョコレート屋さんのチョコレートよりも味に深みがあっておいしいです。白は余計なフレーバーのついていないチョコレート。ブラウンはシナモン。私はこのシナモンがお気に入りです。
モディカの町と風景
階段の多い町、モディカ。写真で見ると大きく感じるかもしれませんが、小さな町で、一日あればぐるりと回れます。私はそこに一週間滞在。それでも足りないと感じるほど素敵な町。そして、モディカの町は親切で溢れていました。
材料
(A)
- カカオ分70%のチョコレート 120 g
- 生クリーム 70 g
- バター 70 g
- ウイスキーまたは好みの洋酒 10~20 g
- 卵黄 3 個
- 卵白 3 個
- グラニュー糖 100 g
- 小麦粉 30 g
- 飾り用粉糖
準備
- オーブンを150度に設定する(電気オーブンの場合は20~30度高めに設定してください)
- 粉類をストレーナーでふるう
- ケーキ型の底と側面に型に沿って切り抜いたクッキングシートを敷く
作り方
- (A)をボウルに入れて湯煎で溶かしたら、卵黄を加え混ぜて乳化させる
- 2. 別のボウルに卵白と砂糖を入れてかたいメレンゲを作る
- ①のボウルにメレンゲをひとすくい分加えてホイッパーで混ぜたら、薄力粉を加えてゴムべらで切るように混ぜる
- 残りのメレンゲを2~3回に分けて加えゴムべらで混ぜたら、型に流して150度で30分焼く
- 粗熱が取れたら型から外す