カイザーシュマーレンのレシピ
イタリアの友人に何か朝食にも向きそうなスイーツはないか聞いたところ、カイザーシュマーレン（kaiserschmarren）と返ってきました。カイザーシュマーレンはオーストリアのデザートでバイエルンやチロル地方周辺でも食べられている小さくカットされたレーズン入りのパンケーキ。粉糖をふりかけ、フルーツソースやジャムといっしょにいただきます。このデザート、どこかで見た覚えがあるなぁと思ったら、映画「バチカンで逢いましょう」の劇中で主人公のおばあさんが作っていた料理で、おいしそうでいつか作ってみたい！と思っていたケーキでした。北イタリア（特に北イタリアでもより北側の地域）は近隣諸国のドイツやオーストリアを連想させる料理にもよく出会います。
材料
- 薄力粉 100g
- 牛乳 130g
- ラム酒 10g
- 卵黄 4個
- 卵白 4個
- グラニュー糖 30g
- 塩 ひとつまみ
- レーズン 30g
- バター 10g
- 粉糖 適量
- 飾り用粉糖 適量
- 好みのソースやジャム 適量
準備
- 粉類をストレーナーでふるう
作り方
- ボウルにふるった薄力粉を加え、牛乳を少しずつ入れながらホイッパーで混ぜたら、ラム酒、卵黄も加えて混ぜる
- 別のボウルで卵白をほぐし、グラニュー糖を加えてかたいメレンゲを作る
- 卵黄生地にメレンゲを数回に分けて加え、ゴムべらで切るように混ぜる
- 熱したフライパンにバター（分量外）を入れて溶かし、生地を適量流し入れる
- レーズンを散らし、中火で数分間焼いたらひっくり返して焼き色がつくまでさらに数分焼く
- フライ返しで一口大にカットし、バターを加えて粉糖を適量まぶしたら、強火にして数秒間加熱する
- お皿に移して盛りつけて粉糖をふり、フルーツソースやジャムを添える
