シュトルーデルとボルツァーノ
ドイツ、オーストリアのアップルパイのようなケーキ。北イタリア訪問中に同じシュトルーデル(strudel)という名前のケーキを食べましたが、こちらはしっとりとしたタルト生地でリンゴの詰め物を巻いたケーキでした。どちらのタイプもあるようですが、イタリアではタルトのシュトルーデルを見ることが多かったです。宿泊先で出されたシュトルーデルに、ボルツァーノでランチのデザートに食べたもの、友人の手作り。どれもがおいしくて大好きになりました。
シュトルーデルはホイップクリームを添えて、温めたシュトルーデルと冷たいアイスの組み合わせもおいしいです。
そしてこちらが薄いパイのような生地で作られたシュトルーデル。
ここではタルト生地を使ったレシピを載せています。なぜならこちらの薄い生地は作るのがけっこう大変だからです。シュトルーデルの薄皮生地のレシピはシュトルーデルの薄皮生地に載せています。
材料
タルト生地
- バター(常温) 100 g
- グラニュー糖 80 g
- バニラエッセンス 少々
- 全卵 40 g
- 牛乳 20 g
- 薄力粉 200 g
- ベーキングパウダー 4 g
フィリング※1日前に材料を合わせておく
- グラニュー糖 30 g
- 中くらいのりんご(小さめのイチョウ切りに切る) 1個
- レーズン 20 g
- アーモンド 10 g
- レモン汁 1/2個分
- ラム酒 15g
- シナモン 小さじ1/2
- パン粉(ロースト) 20 g
- とき卵 適量
- 飾り用粉糖 適量
準備
- フィリングは作る日の前日に材料を合わせてボウルに入れ、冷蔵庫にいれておく
- 粉類をストレーナーでふるう
作り方
タルト生地
- バターをポマード状にし、グラニュー糖、塩、バニラエッセンスを加えてホイッパーで白っぽくなるまでよく混ぜる
- 卵黄を混ぜたら強力粉とベーキングパウダーを加え、スケッパーで生地をボウルにおしつぶすようにして混ぜる
- 軽く練ってひとまとめにしたら、ラップに包んで厚さ2cm程に整え、冷蔵庫で3時間以上休ませる
組み立て
- タルト生地を作り冷蔵庫で寝かした後、約25cm×20cmの長方形に伸ばし、その上にパン粉を広げる
- フィリングの水分を軽く絞って生地の半分に敷き、生地を折り曲げて閉じたら冷蔵庫で1時間ほど休ませる
- とき卵を表面に塗り150度で40分焼く
フィリングは1日前に用意するのが理想的ですが、最低でも作る3時間前には合わせて用意しておいてください。
フィリングに残るジュースは使用しません。軽くフィリングのりんごを絞ってタルトに敷くようにしてください。